| 物語 | 6月6日、午前6時。ローマのカプチーニ病院。 此処でアメリカ外交官ロバート・ソーンの子供が生まれた。だがまもなく死んだ。 そこで病院のスピレトー神父は同じ日に生まれた子供を引き取ってみたらどうかとロバートに持ちかけた。 神父の話だと、その子の母親は産んですぐに亡くなったと言う。 妻キャサリンことキャシーを悲しませたくないためかロバートはその子を養子にしてダミアンと名づけた。それが「オーメン」の始まりだった。 ソーン一家はロンドンに移り、ロバートも駐英大使となった。そして幸せいっぱいの生活を過ごした。 ダミアン5歳の誕生日パーティー。その時に不幸は始まった。 家政婦がダミアンに首吊り自殺を見せつけた。 パーティ会場に紛れ込んだ1匹の黒犬をじっと眺めるダミアン。 翌日。 事件のことで記者たちが大使館に詰め掛ける中、いつものように大使の仕事を始めるロバートだったが、 ブレナンと名乗る神父が大使館の執務室を訪れた。 彼は嘗て、ダミアンの出生に携わっていたという。 ロバートに「あなたの子供は悪魔なので、すぐに悪魔払いしてください」と忠告したが、 ロバートは耳に持たなかった。それどころか神父を大使館からつまみ出した。 神父はつまみ出される前にこう言った。「あの子の母親は山犬だ!」 同じ日、亡くなった家政婦の代わりに、周旋所の紹介でミセス・ベイロックがやってきた。 彼女はダミアンの新しい乳母としてソーン家に住み込みで働くようになった。 ある日、結婚式に招かれたソーン夫妻はダミアンを教会に連れて行こうとするが、 教会に近づくにつれダミアンの具合が悪くなってきた。 そして教会に辿り着くとダミアンがキャシーの髪を掴み暴れだしたため、 式に参加することなく引き返さざるを得なくなった。 こんなこともあった。キャシーがダミアンをサファリパークへに連れて行けば動物たちがおびえ、暴れだす始末。 前後して、ソーン家に見慣れない黒犬が住み着くようになった。 ベイロックは「黒犬はダミアンになついてるし、ダミアンもまた黒犬を気に入ってるから飼ったらどうか」とロバートに話した。 数日後。 ビショップス・パークで再びブレナン神父と会ったロバートはこう告げられた。 「あなたの妻の中に子供がいますが死産するでしょう、 そしてあなたも、地位をあなたから得られたと確信した時、殺されるかもしれません」 しかしロバートはまったくといっていいほど、ブレナン神父の相手をしなかった。それどころか、二度と会うなとまで言った。 その直後、突然嵐が襲い、ブレナン神父は教会に逃げようとするが、上から避雷針が刺さり死んでしまった。 ブレナン神父が言ってたように、キャシーは妊娠していた。 ある日はしごを使い花に水をやってたらダミアンが三輪車ごとぶつけてきて、 キャシーは転げ落ち、一命は取り留めたがおなかの中の子供は流産し、彼女もまた病院に入院してしまった。 次第に危惧を感じたロバート。そんな中に一通の電話が。 以前大使館に詰め掛けた記者たちの一人で、カメラを壊されたキース・ジェニングスがロバートに電話をかけたのだった。 ジェニングスは、ダミアンの誕生日会での乳母の不思議な自殺の写真に撮ってから、ロバートをマークしてたのだ。 「あなたと死んだ神父のことで話がしたい」 「いいだろう」と答えるロバート。 ジェニングスのアパートで何枚か写真を見せられたロバート。 死んだ乳母、ブレナン神父の首の周りに不審な一本の「死」を予兆させる白い線。 ブレナン神父のアパートで、彼が関わってた事柄を調べた二人。 調べるうちにロバートは自分の問題だと言い協力を断るが、 ジェニングスは「自分の問題でもあるんだ」と言い、一枚の写真をロバートに見せた。 ジェニングスの首の周りに浮かぶ「不審な白い線」が写真に写っていたのだ。 二人はダミアンの出生の秘密を知るためにローマへ向かった。 最初にカプチーニ病院へ向かったが、嘗ての面影はどこにもなく、新しく改築されていた。 あの日の後、原因不明の大火事が起き、病院丸ごと焼き、大勢の死傷者が出、すべての記録が焼失されたという。 スピレトー神父は生き延びれたもの、体に大火傷を負い、口が聞けなくなり、身体も不自由だった。そして今はとある修道院にいるという。 とある修道院でスピレトー神父と再会したロバート。 「母親の居場所を探してる。今どこにいるかを教えてほしい」と神父にお願いした。 すると神父は、ある町の名前を書いた。 その町は、チェルベット。 ローマの近郊にある小さな町で、ローマから北に50キロ離れた所にあるという。 その町の今は寂れたサンタンジェロ墓地に眠っているのだという。 墓地でダミアンの母親の墓と、その隣の小さな墓を見つけた二人。 先にダミアンの母親の墓を開けたが、白骨化した大きな山犬の遺体があった。 隣の小さな墓を開けるとロバートの実の子供の遺体があった。頭部に陥没跡を発見したロバートは、 悪魔たちの手で子供が殺されたんだと怒りを露にする。 しかし、前から様子を見ていた山犬たちがロバートとジェニングスを襲った。 山犬たちの大群から、辛うじて逃れたロバートたち。 宿に戻ったロバートは病院のキャシーに警告するが、 キャシーはミセス・ベイロックに窓から突き落とされ死んでしまった。 キャシーの死を聞き悲観にくれたロバート。 しかし、ジェニングスと共にブレナン神父から 以前聞いていた悪魔祓いの長老・ブーゲンハーゲンのいるイスラエルは メギドの地へ向かい、悪を滅ぼすことができるメギドの短剣を手に入れた。 息子の命を奪うことを、まだ躊躇うロバート。一喝したジェニングスは躊躇う位なら自分がやると言いだす。 しかし突如、トラックが暴走、積荷のガラスでジェニングスの首が切断、絶命。 人々は悲鳴を上げ、ロバートは嘆いた。 一人ロンドンに戻ったロバートはダミアンの頭部に666の刻印を見つけた。ミセス・ベイロックが怒り狂いロバートに襲い掛かった。 ロバートは必死でミセス・ベイロックをなぎ払い、 泣きわめくダミアンを教会まで連れて行き、 祭壇まで無理矢理連れてきて、メギドの短剣でダミアンを刺そうとするが、 ちょうどその時、追ってきた警官の無情な銃声に散った。 翌日ロバートの葬式が行われ、大統領夫妻・子息も参加。その子息はダミアンだった。 |
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| 感想 | 怖いけど、どうしても目が釘付けになってしまう。 音楽と映像による恐怖の煽り。 これだけでモニターから最後まで目がはなせなくなってしまう・・・。 ラストでダミアンを殺そうとしたロバート、なんか酷かった・・・。 何かいい手がなかったのだろうか・・・ 因みにこのシリーズ、パート2・3と続きますが、パート2が一番人気高いそうです。 (2007/11/7追記) 改めて、字幕で見たんだけどやはり、怖い。 某アニメみたいに、血がドバーと出たり、残酷シーンが出てくることはないけど、 心理的、精神的に恐怖感が出てくる。 ホラーといえばホラーだけど、どっちかといえばサスペンス&ミステリーって感じが強いかも。 特にダミアン出生の秘密のパートでは、怖さと格闘しながら謎解きを追っかけてたものだ。 因みに、この映画、監督であるリチャード・ドナーが言ってましたが、 「見方によれば、父親の被害妄想が強くなり、ついには息子に手をかけようとする」内容の映画とも解釈できるとか。 後、この映画で流れる、不気味な合唱が恐怖心を誘うテーマ曲「アヴェ・サターニ」。 作者ジェリー・ゴールドスミスは、なんとアカデミー賞の歌曲部門を受賞したそうです。 おまけ:日本語吹き替え版(テレビ版)の吹き替え役のスタッフ。 ロバート・ソーン:城達也 キャサリン・ソーン(キャシー):武藤礼子 ブレナン:大木民夫 ジェニングス:仁内達之 ミセス・ベイロック:来宮良子 ダミアン:吉田理保子 吹き替え翻訳:トランスグローバル |