| 物語 | 悪魔の子ダミアン・ソーン。嘗て合衆国の外交官だったロバート・ソーンが 妻キャサリンとの間に生んだ子供が死産、その子供の代わりとして彼を養子として引き取り、実の子供のように育てた。 しかし5年後ダミアンのために血生臭い騒動に巻き込まれ、彼は悲惨な最期を遂げてしまったのだった。 ロバートの死から数日後。イスラエルはメギドの遺跡から近いある街。 エクソシストのブーゲンハーゲンはジープを爆走させ、友人であり考古学者のマイケルに会い、 ロバート・ソーンの葬式、そして彼の遺児ダミアンの記事を掲載した新聞を叩きつけた。 「このダミアンは悪魔の子で、先ほど発見されたイゲールの壁画に描かれた反キリストの肖像がそっくりだ。 このままだと世界は終わりになるかもしれない、今のうちに手を討たねばならない。 奴は今大使の弟一家の元にいる。しかし私は病気で旅ができない。だから君に使命を託す」 しかしマイケルはそれを信じようとしなかったため、 憤慨したブーゲンハーゲンはマイケルをメギドの遺跡のイゲールの壁画の 場へ連れて行った。 しかし、二人は壁画を見た途端、突如の土砂崩れで生き埋めに。 それから7年が経った。 ダミアンは大使の弟で実業家であるリチャード・ソーンに引き取られ、シカゴで平穏に暮らしていた。 そしてリチャードの実の子のマークとともに陸軍学校へ通っていた。 ダミアンがマークとともに実家から陸軍学校へ戻った日の夜。 リチャードの姉のミセス・マリオンがリチャードにマークとダミアンを別々の場へ引き離してほしいと懇願した。 嘗ての兄夫婦の悲惨な運命を知っていたマリオンは、このままだと悲惨な目にあうかもしれないと考えた。 しかしリチャードは馬鹿馬鹿しいと思い、マリオンの提案を却下した。そしてマリオンは自室へ渋々戻った。 ソーン博物館の館長チャールズと、 自分の会社もスポンサーとなっているメギドの遺跡の出土品のスライドショーをリチャードが見ていた時、 マリオンは何か気配を感じベッドから目覚めたが、窓際のカラスに見つめられるうちに心臓発作を起こして亡くなった。 陸軍学校で新たに配属されたネフ軍曹との面接を終えたダミアン。 面接室から出るとマークがテディという生徒から苛められているところを見た。 ダミアンに気づいたテディは食って掛かったが、原因不明の頭痛に襲われ、苦しんだ。 途中でネフ軍曹がやってきてその現象は収まった。気になったマークは質問するもの、ダミアンはわからなかった。 数日たったある日。ビジネス街にあるソーン産業ビルから出たリチャードにある女性が声をかけた。 その女性は博物館長のチャールズの友人、ジョーン・ハート。彼女はブーゲンハーゲンの伝記を書くために 此処シカゴにやって来たと言う。 どうしても話がしたいとジョーンに言われリチャードは車に乗せたが、 彼女がつい先日遺跡とともに見つかった彼の亡骸と、 兄ロバートが亡くなる前に彼と会ってたことを言いまくった矢先、 リチャードは彼女を追い出す。車の外へ追い出された彼女は忠告するが、耳を傾けようとしなかった。 ジョーンはその後、ソーン博物館でチャールズと再会。 チャールズに警告を発した後陸軍学校へ向かい、 フットボールの試合に演じていたダミアンを見たジョーンは怯え、 神に祈りながら車を運転したが、突然車がエンコ。近くの家に助けを求めに外へ出たら、 カラスに襲われ、目を啄ばまれ失明。 カラスに襲われた後、車のエンジンで気づいたジョーンだが、 道路を走ってたトレーラーはそのままジョーンを跳ね飛ばした。 マークの誕生日会で、リチャードの会社の重役のブーハーに声をかけられた ダミアンだが、会社のことはあまり知らないと答えた。 するとブーハーは会社のことを知るべきだとダミアンに言ったのだった。 次の日の、凍った湖でのアイスホッケー大会。 試合中、ブーハーを快く思ってなかった会社の社長のビルがなぜか、湖に落ちて凍死してしまう。 そしてブーハーは社長となった。 それから数日たったある日。 陸軍学校の歴史の授業で、教師にスラスラと答えをだしていくダミアンを 見たネフ軍曹はダミアンに厳しく注意。そのついでに聖書の黙示録を読むようにと ダミアンに指示する。そしてダミアンも素直に彼の言う通りにした。 自室で聖書の黙示録を読んだダミアンは、やがて自分が誰だかを知ってしまうのだった。 それからまた数日後。ポールが薦めていた工場見学にダミアンとクラスメイトたちがやってきた。 ブーハーのやり方に疑っていたバサリアンも前から不調だった装置の点検で駆り出された。 しかし突如装置が壊れ、毒性の強いガスが漏れ、バサリアンはガスを吸い過ぎたために死亡。 ダミアンとクラスメイトたちもまたガスの被害を受け、病院へ運ばれた。 病院。ダミアンが同伴していたクラスメイトたちと違い、 全くガスの影響を受けてなかったことを不審に思った担当医師はリチャードに精密検査をしたらどうかと投げかけた。 その夜ダミアンの検体を調べていた医師は驚愕した。 それが人間のではなく山犬のものだとわかった医師はすぐに周りに報告するためにエレベーターに乗るが 直後にエレベーターが暴走し、その暴走の際に途切れたワイヤーで体を真っ二つにぶった切られた。 博物館にある物が届いた。チャールズはそれを紐解くと、驚いたことにブーゲンハーゲンの遺品だった。 箱の中にはメギドの短剣とリチャード宛の手紙が入っていた。 チャールズはリチャード宛の手紙を持参してソーン家を訪れた。 嘗て兄ロバートの周りで起きた不幸な出来事とそしてダミアンの真の姿と、 これからも多くの犠牲者が出るだろうとチャールズはリチャードに伝えたが、 リチャードは全く耳を貸そうともしなかった。 それをマークが聞いてしまい、大きいショックを受けてしまう。 翌朝。雪積もった大地。マークを心配したダミアン。 しかしマークはダミアンを徹底的に拒絶してしまい、ダミアンは遂にマークを殺めてしまう。 数日後、ニューヨークに発掘されたイゲールの壁画が届いた。 シカゴからチャーター機で此処に来たリチャードは先に壁画を見て怯えた チャールズに案内され、壁画を乗せた貨物列車へと向かった。 リチャードが列車内で壁画を見てダミアンが悪魔の子だと確信し始めた時、 勝手に動き始めていた連結用の車両がぶつかり、チャールズは連結器に挟まり、 別の列車に連結、サンドイッチ状態にされ死んだ。 陸軍学校の卒業式。 ブーハーとともに参列していたリチャードの妻アンは 先にリチャードを迎えるために学校から出て行った。 夜。リチャードがニューヨークから戻ってきた。そして博物館へ向かった。 アンはリチャードに思い止ってほしいと言うが彼はもはや聞く耳すら持たず事務所へ向かっていった。 卒業式のパーティーを楽しんでいたダミアン。ネフ軍曹から用事を伝えられ、パーティー会場を後にして、博物館へと向かった。 博物館の事務所。リチャードはメギドの短剣を渡すようにアンに強く言う。 アンはリチャードの強気に押されやむなく短剣を渡すが、その短剣でリチャードを殺しダミアンを守り抜いた。 事務所での一部始終を見たダミアンは、アンを自分の悪魔の力を使って殺害。 そして博物館の外に出て行き、感情に吹っ切れた不敵な笑みを従者のドライバーに見せたのだった。 |
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| 感想 | 前作と違い、ドラマ・タッチでことが進んでいく2作目。 個人的にはこの2作目が一番好きだったりする。 その後青年編が作られる予定だったが、売り上げが前作よりも著しくなかったらしく、 急遽シフトを変え何十年の後のダミアンのストーリーである最期の闘争へ続いた。 ダミアンがマークを殺めるシーンは、可哀想過ぎて涙が出る。 後あのラストはまさに吹っ切れたダミアンだったと思う。 自身を弁えるために守り抜いたアンを殺しちゃったのは痛かったが。 余談だが、この映画の日本語吹き替え版。 主役であるダミアンといとこのマークの吹き替えに 銀河漂流バイファムの主役を演じていた難波克弘さんと、鳥海勝美さんが担当していた。 |