SCHOOL DAYS-AFTER-
第2話 事実

カルロスの向かった場所。それは誠が眠る墓地。
サン・アントニオ墓地へと向かった。どっかで生きてるはずだと
信じていたが・・・

墓地へ向かったカルロス。一つの事実を知ってしまう。
誠の眠る墓には、こう書かれていた。
「MAKOTO ITO
1990-2007」

さらに隣の墓を見ると、誠の友人だった筈の・・・
西園寺世界と、桂言葉が眠っている墓を見つけた。
「なぜこんなことに・・・」
「それは、血というものが繋がっているからさ」
「あんたは・・・」
「私か。実はこの事件を調査してる、カーティスという者だ」
「一体・・・なぜあなたは此処に?」
「実は私もこの事件に関ってるかもしれないと思い、休暇を利用して此処にやってきた」
「いわゆる、デジャブってやつ?」
「さあ、それは、私にもわからない」

「この事件って・・・確か一人の人間の血をひいていたために起きた事件ですよね?」
「私も風の耳で聞いたんだが、父親が同じだった、と聞いたことがある」
「その父親とは・・・」
「私も調査しないとわからない」

「ところで、カーティスさん、こんなこと知ってますか」
「何?」
「血の繋がった人間同士を交配させると何世代か後に必ず、
異常が起きることを。俺の国では、宗教柄かわからないけど、
やってはいけない、タブーとされているようですが」
「近親相姦か。私も聞いたことがある。どの国でも、必ずといっていいほどタブーとされている」
「南大西洋に浮かぶ孤島、トリスタン・ダ・クーニャでは近親婚が原因で
喘息とか緑内障とか患っている人が多いと聞きました。事実はどうかわからな
いですが」
「とりあえず彼らの家系を知っておかないとな」
「何故?」
「もしかしたら、これはほんとに、近親婚が生んだ悲劇、なのかもしれないから」


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